レムノス Lemnos タカタ MIKI ミキ ケヤキの時計 NY12-06 Φ148mm 木枠 スイープムーブメント デザイン:奈良雄一 秒針有 壁掛け時計 置き時計 ウォールクロック 日本製 富山 庄川挽物木地 贈り物 ギフト 【RCP】【smtb-KD】
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飛騨山地の原木は、かつて庄川を下ってこの一帯の貯木場に集まった。ケヤキやトチの板を半年から一年乾かし、横ロクロで挽いて手で磨いた先に、茶盆、茶托、椀、菓子器の木目がある。
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飛騨山地で切り出された原木は、庄川を下ってこの一帯に貯えられた。庄川挽物木地は、その木材の動きから始まっている。貯木場の木が板に製材され、積まれて乾き、横ロクロにかかり、手で磨かれる。茶盆や茶托、椀や菓子器の表面には、その年輪が残る。
庄川の木地づくりは、山と川と貯木場のあいだで続いてきた。江戸時代から昭和初期にかけて、飛騨山地で切り出された原木は庄川の流れに乗って運ばれ、庄川一帯に貯えられた。16世紀末には、加賀藩に関わる木材を庄川の水流で送る流木も始まっていた。
その木材を背景に、庄川町では木地の仕事が育った。始まりについては、幕末からの地場産業とする話と、19世紀後半に職人がろくろ木地を商いにしたとする話がある。年を一つに絞らず、庄川の木材集散に支えられて続いてきた仕事として読むほうが近い。いま主な産地には、富山県の高岡、砺波、南砺がある。
選んだ用材を横ロクロで挽き、乾燥し、仕上げ削りをし、手で磨いてつくる木地と器。それが庄川挽物木地の指す範囲である。茶盆、茶托、茶櫃、茶筒、菓子器、椀、小皿、盛器が、その具体的な姿になる。
器の名を並べると、仕事は茶の場や食卓に寄っていく。茶托は茶碗を受け、菓子器や盛器は席や食卓に置かれ、小皿や椀は手元で木目を見せる。庄川挽物木地の輪郭は、使われる木の器のなかではっきりする。
用材にはトチ、ケヤキ、マツ、サクラ、イヌエンジュ、クワ、カツラ、セン、イチョウ、または同等の材質をもつ木が挙がっている。なかでもケヤキとトチが主に使われる。ケヤキは硬く、重量感があり、木目のおもしろさがある。トチは変形しにくく、漆との相性がよい。
原木は外側の状態を見て、作る品物と寸法に合うものが選ばれる。硬さ、重さ、木目、変形しにくさ、漆との相性、茶盆や椀、盛器になったときの大きさが、材料選びと結びついている。
製材した板は、まず6か月から1年ほど積み上げて自然乾燥させる。木がゆがみにくくなるのを待ってから、描いた円より少し大きく木取りし、横ロクロにかけ、ぜんまい鉋などで大まかな形を削り出す。
荒挽きした材料は乾燥室で水分8%まで火力乾燥され、その後、外気にさらして水分が12%に戻るまで待つ。仕上げ削りでは横ロクロ、からかさ鉋、うす刃を使い、最後は手で磨く。茶盆や椀の静かな面は、水分を戻す時間と、手の仕上げと、回転する刃とがそろって出てくる。
横木で加工すると、年輪がさまざまな形で器の面に現れる。道管が器に平行に走るため、茶盆、茶托、椀、菓子器の面には、木そのものの年輪と杢目が出る。
白木地は木肌を空気や手の近くに残す。空気に触れること、時間が経つこと、使い込むこと、置かれる環境によって色合いや光沢が変わる。茶殻を布に包んで磨くと、色と艶が深まっていく。器の変化は、木と手と、日々の茶の時間から進む。
人から人へどう渡るかは、一人の木地師の歩みを見ると具体的になる。多田琢治は1948年にこの仕事に入った。庄川の町では、工房からロクロの音が聞こえていたという。師匠のもとで17年働き、のちには息子も同じ工房で仕事をした。
これは一つの工房の例だ。庄川の作り手をひとりの経歴でくくることはできない。それでも1948年の入門、17年の師事、同じ工房に立つ父と息子、町に響いたロクロの音が残っている。
庄川挽物木地は、庄川一帯の木材集散、ケヤキとトチの性質、6か月から1年の乾燥、横ロクロと手磨きを、茶盆、茶托、椀、菓子器の形にまとめている。横木の加工は年輪を器面に出し、白木地は空気、時間、使う手によって色と艶を増す。庄川の木器を見ることは、川を下った原木、乾いた板、水分を戻す時間、ロクロの前の手仕事を見ることでもある。
公開資料・公式情報をもとにまとめています。出典は下記の各ページをご覧ください(内容は変わる場合があります)。
この品が、日本のどの制度・機関に登録・指定・認定されているかを掲載しています。
英語では Shogawa turned woodwork といいます。
庄川挽物木地は、飛騨山地の原木が庄川を下って集まった富山県庄川地域の木地と器のまとまりです。主な材料にはケヤキとトチがあり、板材は6か月から1年ほど自然乾燥させたのち、荒挽き、水分調整、仕上げ削り、手磨きが行われます。横木の加工によって茶盆、茶托、椀、菓子器には年輪がさまざまな形で現れ、白木地は空気や時間、使用、環境によって色と艶を深めていきます。
主な産地には高岡、砺波、南砺が挙げられます。始まりの時期については、幕末からとする説明と19世紀後半のろくろ木地商いからとする説明があるため、幅を持たせて理解するのが適切です。製品には茶盆、茶托、菓子器、椀、茶櫃、茶筒、小皿、盛器が含まれます。ケヤキは硬く重量感と木目があり、トチは変形しにくく漆との相性が良い木材です。
茶道具は流派によって寸法が異なることがあるため、使用前に該当する茶道の作法を確認するとよいです。白木地は茶殻を布に包んで磨くことで、時間をかけて色と艶を深めることができます。トチの木地は漆塗りに向いており、白木地の仕上げ後に生漆を繰り返し塗り重ねます。
工芸品は直射日光・湿気・急な温度変化を避け、ぶつからないように保管してください。木・竹・漆・紙は水に弱いため、濡れたらすぐに拭き取ります。個別のお手入れは商品ページの表示をご確認ください。
多くは常温で日もちし、箱入りで持ち運びに強く、贈りものや持ち帰りに向いています。最終的な保存・配送条件は楽天の商品ページでご確認ください。
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