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江戸崎かぼちゃは、茨城県稲敷市と牛久市桂町の畑から輪郭が見えてくる。稲敷台地の表土には、水はけのよい火山灰由来の関東ローム層が広がり、過湿を嫌うかぼちゃに向いた条件をつくる。実は畑で完熟するまで待たれ、原則として着果後55日以上で収穫される。切るころには果皮が濃い緑でごつごつし、果肉は濃いオレンジ色になり、蒸したり煮たりするとほくほくした甘みが出る。
稲敷市の土は、火山灰が堆積した関東ローム層で、雨のあとも乾きやすい。年間の降水量がほどよいことも重なり、稲敷台地ではかぼちゃの根もとに水が残りにくい畑づくりが行われてきた。江戸崎かぼちゃの栽培は1966年に旧江戸崎町君賀地区周辺で始まり、現在は稲敷市と牛久市桂町の産地範囲で続いている。
一般的なかぼちゃの熟成日数が45日ほどとされるのに対し、江戸崎かぼちゃは実をつけたまま55日ほど、またはそれ以上を畑で過ごす。55日という目安は、約5年にわたる試し割りの積み重ねから置かれた。農家は試し割りで果皮の濃い緑、表面のごつごつ感、濃いオレンジ色の果肉を見て、畑と天候に合わせて収穫日を見極める。
JA稲敷江戸崎南瓜部会は1978年に発足し、作業の足並みは収穫前からそろえられている。交配した日付を書き込み、すべての圃場で着果、生育、病害虫の様子を見る。収穫前には持ち寄ったかぼちゃを試し割りし、収穫後は水で洗って乾かし、傷、形、重さでAからCまでと規格外に分け、箱ごとに検査する。2015年には、この産地と方法のまとまりが日本の地理的表示保護制度の初回7産品の一つに入った。畑では、その境目が55日以上の完熟、試し割り、全品検査として表れる。
完熟した江戸崎かぼちゃは、蒸したり水で炊いたりすると、粉質感と甘みの釣り合いがはっきりし、粉ふきいものような食感になる。シンプルな煮物では、濃いオレンジ色の果肉に少ない調味で甘みがのる。生産者は、じゃがいもの代わりにクリームシチューへ入れる食べ方も挙げており、青果用の規格に届かない実は加工品にも向けられる。
江戸崎かぼちゃの主な畑の流れは、半促成のハウス栽培、早熟のトンネル栽培、露地栽培を組み合わせ、5月から8月へ続く。さらに抑制栽培では、同じ品種と同じ生産者の作業時期を後ろへずらし、11月下旬から霜が降りる前までの十日ほど、または11月から12月の短い収穫期をつくる。初夏のほくほく感が、冬至のころの食卓にもつながる。
江戸崎かぼちゃの継続は、畑に残す55日、畦で書き込む交配日、試し割りで見える濃いオレンジ色の果肉、洗って乾かして傷や重さで分ける箱に表れている。稲敷台地から鍋まで、排水のよい土、完熟を待つ時間、共同の検査、ほくほくした甘みが一本につながる。
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英語では Edosaki pumpkin と表記されます。
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江戸崎かぼちゃは茨城県のご当地食品です。公的な登録、地域の資料、楽天の販売中商品と照合し、産地との関わりや特徴を整理しています。
多くは常温で日もちし、箱入りで持ち運びに強く、贈りものや持ち帰りに向いています。最終的な保存・配送条件は楽天の商品ページでご確認ください。
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