情報は69 日前に更新
清水森ナンバを思い浮かべる入口は、長く大きな実と、張った肩部にある。青森県弘前市周辺で受け継がれてきた弘前在来トウガラシで、香り、甘味、まろやかな辛味を持つ。生産地は弘前市、平川市、西目屋村、田舎館村、大鰐町にまたがり、採種ほ場では病気のない株から特徴的な果形の実を選び、育苗ほ場で苗に育てる。地域性という言葉は、ここでは市町村名、採種、苗、果形を守る人の作業として見えてくる。
清水森ナンバは、弘前在来トウガラシを用いた大長型のトウガラシで、肩部が張った独特の果形を持つ。辛味成分のカプサイシノイドが少なく、甘味を含んだまろやかな辛味と独特の風味がある。青果としても香辛料としても扱われ、ほかの食材と合わせやすいことが、このトウガラシの使い道を広げている。
生産地は青森県の弘前市、平川市、中津軽郡西目屋村、南津軽郡田舎館村、大鰐町である。弘前や津軽を訪れる人にとっては、弘前市の津軽藩ねぷた村も清水森ナンバに触れられる場所として結びついている。場所の話は雰囲気ではなく、栽培、採種、加工がこの市町村の範囲で行われるという具体的な線引きにつながる。
清水森ナンバの継続は、植え付け前の採種から始まる。生産地内の採種ほ場で、病気のない株の中から独特の果形を示す実を選び、その種を育苗ほ場で発芽させて苗にする。種子管理は、生産者、大学、行政、加工業者などで構成される研究会が担う。長い実の形は、採種、育苗、共同管理の積み重ねから保たれている。
弘前在来トウガラシは1970年代まで盛んに栽培されていたが、輸入物の影響で作付けが大きく減り、2000年ごろには清水森地区の一戸だけになった。1997年の講演をきっかけに栄養性や機能性へ関心が向けられ、2004年には生産者、大学、行政、農業団体、加工業者が研究会をつくった。2020年には生産者61人、栽培面積約4.3ヘクタール、収穫量約13トンとなり、継続は人数、畑、収穫量で見える形になった。
清水森ナンバの青果は7月中旬から10月下旬に出回り、傷、腐敗、汚れのないものが扱われる。香辛料にする場合は、生産地で青果を用途に合わせて乾燥、粉砕する。活動記録には、豚汁、焼き青ナンバ、きゅうりの佃煮、アヒージョ、ペペロンチーノ、グリーンカレー、一升漬、汁物が並び、米、野菜、汁、麺、カレーの中でまろやかな辛味が生きている。
弘前周辺の学校活動では、清水森ナンバが植え付け、収穫、調理、販売の体験に使われている。2016年の活動報告には、小学校、中学校、高校、大学、教員、保護者、生産者、研究会の参加が見られ、種、定植、料理、学園祭の場面が記されている。地域の学びは、子どもたちが苗や実に触れ、豚汁や一味、佃煮などの料理を通して畑の仕事を知る形で続いている。
清水森ナンバは、弘前周辺の地名、肩の張った長い実、甘味のあるまろやかな辛味、採種ほ場と育苗、1970年代以降の減少、2004年からの共同管理によって輪郭が見えるトウガラシである。青果、乾燥粉末、一升漬、汁物、カレー、パスタ、学校活動の中で、弘前在来の一系統が畑と台所と教室を行き来している。
公開資料・公式情報をもとに構成しています。出典は下記の認定リンクをご覧ください(内容は変わる場合があります)。
この一品が、日本のどの制度・機関に登録・指定・認定されているかを示します。
英語では Shimizumori chili pepper と表記されます。
常温・冷蔵・冷凍と商品によって異なり、保存方法は包装と楽天の商品ページに記載されています。常温の加工食品は開封後は冷蔵し、早めにお召し上がりください。冷蔵・冷凍便の品は到着後すぐに表示どおり保存してください。賞味期限は実際の包装の表示が優先されます。
清水森ナンバは青森県のご当地食品です。公的な登録、地域の資料、楽天の販売中商品と照合し、産地との関わりや特徴を整理しています。
多くは常温で日もちし、箱入りで持ち運びに強く、贈りものや持ち帰りに向いています。最終的な保存・配送条件は楽天の商品ページでご確認ください。
当サイトでは直接販売していません。楽天の商品とアフィリエイトリンクを整理しており、購入・支払い・在庫・配送はすべて楽天の商品ページで行われます。