いわて牛は、岩手県での飼養地の条件、黒毛和種、肉質等級と歩留等級、そして前沢、江刺、八幡平、雫石などの地域名が重なる牛肉のまとまりです。
情報は127 日前に更新
いわて牛を理解するとき、最初の手がかりは岩手県という飼養地と黒毛和種です。岩手県内で生産された黒毛和牛で、肉質等級3以上、歩留等級B以上、最長飼養地と最終飼養地がともに岩手県であることが条件になります。澄んだ空気、美しい水、広く肥沃な土地、畜産農家の細やかな管理が背景にあり、食味では肉の旨味、脂の甘さ、きめ細かな霜降り、やわらかさが語られます。
いわて牛の中心にある素材は黒毛和種です。名称の輪郭は、最長飼養地と最終飼養地が岩手県であること、肉質等級が3以上で歩留等級がB以上であること、いわて牛普及推進協議会の会員出荷団体から出荷されることによって定まります。肉質等級は、牛肉の色沢、締まりときめ、脂肪の色沢と質、脂肪交雑を総合して見る尺度です。歩留等級は、一頭からどれだけ食用になる肉が取れるかを見る尺度です。
岩手県は澄んだ空気と美しい水、本州最大の広さをもつ肥沃な大地で説明されています。いわて牛も、肉用牛産地としての土地柄と、一頭一頭を見守る畜産農家の仕事のなかで語られます。ここでいう地域の特徴は、抽象的な言葉ではなく、岩手県で長く飼われ、最後も岩手県で飼われること、自然環境のなかで育つこと、農家が日々管理することです。JA岩手は、その環境をきめ細やかで甘みのある霜降り、やわらかく味わいのある牛肉につなげて説明しています。
いわて牛には、県内各地の銘柄名が含まれます。八幡平市のいわて八幡平牛、雫石町のいわて雫石牛、紫波町の岩手しわもちもち牛、北上市のいわてきたかみ牛、奥州市と金ケ崎町周辺のいわて奥州牛、奥州市前沢の前沢牛、奥州市江刺のいわて江刺牛、一関市と平泉町のいわて南牛です。これらの地名によって、いわて牛は県名だけでなく、市町の広がりをもつ牛肉として見えてきます。
五ツ星は、いわて牛の条件を満たしたうえで、A5またはB5に評価された牛肉の呼び名です。A、B、Cは歩留等級、5から1は肉質等級を示します。この等級の読み方を知ると、五ツ星という名が、食用になる肉の量と、色沢、きめ、脂肪の質、霜降りの評価をあわせて見る位置にあることがわかります。
いわて牛の食味は、肉の旨味と脂の甘さのバランス、きめ細かな霜降り、やわらかさ、豊かな風味で語られます。料理の例には、ステーキ、香り焼きサラダ、ひつまぶし風の牛肉料理があります。ステーキでは肉の香りと脂の甘さが中心になり、香り焼きサラダでは焼いた牛肉と野菜が並び、ひつまぶし風ではご飯と薄切りの牛肉が一緒に味わわれます。
いわて牛は、岩手県、黒毛和種、肉質等級3以上、歩留等級B以上、最長飼養地と最終飼養地という条件で輪郭をもつ牛肉です。その内側には前沢、江刺、八幡平、雫石、北上、奥州、南といった地域名があり、食卓では霜降り、やわらかさ、肉の旨味、脂の甘さとして受け取られます。
公開資料・公式情報をもとにまとめています。出典は下記の各ページをご覧ください(内容は変わる場合があります)。
この品が、日本のどの制度・機関に登録・指定・認定されているかを掲載しています。
英語では Iwate beef といいます。
いわて牛は、岩手県内で生産された黒毛和牛を中心とする牛肉のまとまりです。条件には肉質等級3以上、歩留等級B以上、最長飼養地と最終飼養地が岩手県であることが含まれます。前沢牛、いわて江刺牛、いわて八幡平牛、いわて雫石牛などの地域銘柄を含み、食味は肉の旨味、脂の甘さ、きめ細かな霜降り、やわらかさで語られます。五ツ星はA5またはB5に評価されたものです。
いわて牛は岩手県内で生産された黒毛和牛を中心とする。いわて牛は肉質等級3以上、歩留等級B以上であることが条件になる。いわて牛は最長飼養地と最終飼養地が岩手県であることを条件とする。いわて牛五ツ星は、いわて牛の条件を満たしA5またはB5に評価された牛肉を指す。
いわて牛はステーキ、香り焼きサラダ、ひつまぶしなど、牛肉の風味と脂の甘さを中心に据えた料理に使われます。
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