日樽 ぐい呑み 単品/2ヶセット お猪口 国産 日本製 秋田杉桶樽 工芸品 木製 竹タガ 天然杉 樽酒 抗菌作用 冷酒 グラス
がらんどう
5.0 / 1件のレビュー
¥2,860
楽天で見る →日本語・新しいタブ
情報は69 日前に更新
秋田杉桶樽は、秋田の杉と能代、大館などの作り手の土地から立ち上がる。木材資源に恵まれた秋田では木に携わる職人が多く、杉は飯櫃、すし桶、味噌桶、酒樽、花器、菓子器、ビアジョッキ、湯桶や手桶へ加工される。器は榑板の丸み、木目のそろえ方、箍の締める力で形になり、米、酒、醤油、漬物、湯の場面を一つの桶樽づくりにつないでいる。
能代市末広町には秋田杉桶樽協同組合があり、産地は大館、秋田、横手などにも広がる。秋田の豊かな木材資源は木工の職人を支え、能代には米代川流域に集まる秋田杉、北前船の港、桶屋、大工、鍛冶屋といった仕事が重なってきた。秋田杉桶樽という名は、杉、川、港、工房が支える製作範囲の中で息づいている。
秋田杉は年輪が細かく均一で、木目が美しく、香りがあり、収縮や狂いが少ない。主な材料は秋田杉で、風呂用の一部にはヒバも使われる。飯櫃やすし桶、ビアジョッキに触れると、地域らしさは杉の薄い板、丸い面、木の香り、米や飲み物の水分を受け止める器の働きとして伝わる。
製作は丸太から始まる。杉を中心から扇形に割って榑を取り、荒削りと乾燥を経て、銑、罫形、正直台、鉋で外丸、内丸、接合面を整える。職人は木目や色合いを見て榑を立て、必要に応じて竹釘を使い、真竹、銅、真鍮の箍で胴を締める。仕上げには、ろう拭き、柿渋仕上げ、溜塗りが用いられることもある。
桶は柾目の材料を使い、短冊状の小幅の板を輪に立て、竹・銅・真鍮の箍で締め、木底をはめる器で、飯櫃や飯切りのように固定した蓋を持たない。樽は板目の材料を使い、酒樽のように固定した蓋を持つ。酒樽の胴は中ほどがふくらみ、水の桶はまっすぐに近い。こうした形は、飯櫃、すし桶、味噌桶、漬物桶、酒樽、醤油樽、湯桶、手桶、足湯たらいにつながっている。
秋田城跡では、平安後期と推定される桶、十五から十六世紀のものとみられる桶樽の底板や取っ手類が見つかっている。慶長十七年(一六一二)には現在の雄勝町の酒屋で桶が使われ、天和二年(一六八二)には久保田城下の酒屋が酒樽の升目をそろえるよう求めた。城跡、酒屋、年号、器の名が並ぶことで、桶と樽は秋田の醸造や取引の場に近い道具として見えてくる。
明治に入ると生産量が増え、戦前から戦後三十年代までは酒樽、醤油樽、すし桶、漬物桶が広く使われた。昭和三十年代後半からプラスチック製品に押されて需要は急に減ったが、作り手は花器、菓子器、アイスペール、ビアジョッキ、食卓用品、インテリア用品へ使い道を広げた。新しい器にも、板を立てて箍で締める丸い形が残っている。
手入れは水から始まる。初めて使う前には、桶や樽にぬるま湯を六から七時間入れて洗い、柔らかい布で拭き取る。使った後も早めにぬるま湯または水で洗い、布で拭き取る。保存では直射日光、暖房器具、風通しのよすぎる場所を避け、杉の器が急に乾きすぎないようにする。
秋田杉桶樽の連続性は、榑板、箍、木底、水や米に触れる器の中にある。能代の工房から大館などの暮らしの道具へ、杉は割られ、削られ、立てられ、締められ、飯櫃や酒樽からビアジョッキ、インテリア用品まで形を広げてきた。この工芸の伝統を具体的にいえば、秋田杉の年輪、職人の手にある銑と鉋、水と布で木を保つ習慣である。
公開資料・公式情報をもとに構成しています。出典は下記の認定リンクをご覧ください(内容は変わる場合があります)。
この一品が、日本のどの制度・機関に登録・指定・認定されているかを示します。
英語では Akita cedar buckets and barrels と表記されます。
工芸品は直射日光・湿気・急な温度変化を避け、ぶつからないように保管してください。木・竹・漆・紙は水に弱いため、濡れたらすぐに拭き取ります。個別のお手入れは商品ページの表示をご確認ください。
秋田杉桶樽は秋田県の工芸品です。公的な登録、地域の資料、楽天の販売中商品と照合し、産地との関わりや特徴を整理しています。
多くは常温で日もちし、箱入りで持ち運びに強く、贈りものや持ち帰りに向いています。最終的な保存・配送条件は楽天の商品ページでご確認ください。
当サイトでは直接販売していません。楽天の商品とアフィリエイトリンクを整理しており、購入・支払い・在庫・配送はすべて楽天の商品ページで行われます。