赤い木綿の体、黒い頭巾、腹当て、ちゃんちゃんこ。飛騨のさるぼぼは、高山の工房、家庭の願い、飛騨国分寺の供養へとつながる小さな郷土人形です。
情報は119 日前に更新
岐阜県の飛騨地方で、さるぼぼという名は飛騨の言葉で「猿の赤ん坊」を意味します。赤い顔が猿の赤ん坊に似ていることから、その名で呼ばれるようになりました。赤い木綿の体、黒い頭巾、腹当て、ちゃんちゃんこをまとった姿は、高山の工房、家庭の願い、飛騨国分寺の供養へとつながっています。
さるぼぼの名は、飛騨の言葉と人形の見た目が結びついています。意味は「猿の赤ん坊」。赤い顔がその名の理由になり、色、顔、方言がひとつの小さな人形の中で重なります。名前を知ると、赤い布の姿は飛騨の暮らしに近い言葉を持ったものとして見えてきます。
かつて飛騨地方では、母親が娘の縁結び、安産、夫婦円満を願ってさるぼぼを作り、与えたと言われています。子どもたちが健やかに育つようにという願いも同じ人形に託されました。赤い体の人形は、母から娘へ、家から子へ渡る具体的な願いの形でした。
よく知られる姿は、真っ赤な木綿の体、黒い頭巾、腹当て、ちゃんちゃんこでできています。赤い布は高山の地場産品の文脈でも特徴として扱われます。色と布、頭巾と腹当て、小さな上着がそろうことで、さるぼぼは形のはっきりした人形になります。
現在のさるぼぼは、飛騨高山の製造協同組合と会員工房にも支えられています。高山の会員工房には、企画、デザイン、製造まで担うところがあり、多くの飛騨の職人による手仕事や、一つ一つ作る姿勢を掲げるところもあります。家庭の贈り物として語られてきた人形は、いま高山の工房で人の手と名前のある仕事につながっています。
色あせたもの、願いを書き込まれたもの、役目を終えたさるぼぼは、高山駅に近い飛騨国分寺に集まることがあります。本堂、大きな銀杏、三重塔のある境内で、四月の申の日に供養が行われます。家で願いを受け取った赤い人形は、最後に寺という具体的な場所で見送られます。
飛騨のさるぼぼをたどる手がかりは、方言の名、赤い顔、木綿の体、黒い頭巾、母親が娘や子どもに向けた願い、高山の会員工房、そして飛騨国分寺の供養にあります。場所、布、人の手、寺の営みが、この赤い人形の現在をはっきり示しています。
公開資料・公式情報をもとにまとめています。出典は下記の各ページをご覧ください(内容は変わる場合があります)。
この品が、日本のどの制度・機関に登録・指定・認定されているかを掲載しています。
英語では Hida sarubobo dolls といいます。
飛騨のさるぼぼは、岐阜県飛騨地方と結びつく人形です。名は飛騨の言葉で「猿の赤ん坊」を意味し、赤い顔が猿の赤ん坊に似ていることと結びついています。かつて飛騨地方では、母親が娘の縁結び、安産、夫婦円満、子どもの健やかな成長を願って作り与えたと言われます。赤い木綿の体、黒い頭巾、腹当て、ちゃんちゃんこの姿を持ち、高山の会員工房と飛騨国分寺の供養にもつながります。
飛騨のさるぼぼは、岐阜県飛騨地方の家庭の願い、高山の工房、飛騨国分寺の供養と結びつく人形です。さるぼぼという名は飛騨の言葉で「猿の赤ん坊」を意味し、赤い顔と結びついています。かつて飛騨地方では、母親が娘の縁結び、安産、夫婦円満を願ってさるぼぼを作り与えたと言われています。さるぼぼには、子どもたちが健やかに育つようにという願いも託されていました。
かつて飛騨地方では、母親が娘の縁結び、安産、夫婦円満、子どもの健やかな成長を願ってさるぼぼを作り与えたと言われています。赤い小さな人形に、病や災いからの守り、縁、家庭の和、出産に関わる願いを託す使い方もあります。役目を終えたもの、色あせたもの、願いを書き込まれたさるぼぼは、飛騨国分寺に集められ、四月の申の日に関わる供養が行われます。
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