岩手県二戸市浄法寺町では、天台寺の僧が日々の食事に使った器、御山御器、六月から十月の漆掻き、滴生舎の工房が、木の器を山門と漆の木と食卓へつないでいる。
情報は7 日前に更新
浄法寺塗の名は、岩手県二戸市浄法寺町と天台寺のそばにある。地元で語られる始まりは、天台寺の僧が日々の食事のために作った漆器で、その器は「御山御器」と呼ばれ、庶民の暮らしにも結びついてきた。いまの浄法寺町でも、滴生舎の工房と器、明神沢の四ヘクタールの漆林、六月から十月の漆掻きの季節を通して、木の器が樹液と手仕事と食卓へつながる道筋が見えてくる。
浄法寺で天台寺は、地元の人に「御山」と呼ばれてきた。浄法寺塗の始まりは、この古寺の僧が日々の食事に使うために作った漆器に置かれている。御山御器という名は、寺の器を山門の内側だけに閉じ込めず、椀を手に取る庶民の暮らしへ近づけている。
浄法寺町には、器の背景をたどれる場所がいくつもある。御山中前田の滴生舎では浄法寺塗の工房と仕上がった器を見ることができ、明神沢には四ヘクタールの漆林がある。天台寺参道入口の館には、漆掻きの道具や漆に関わる展示、暮らしの器が残り、一つの椀に山門、林、工房、手道具の位置が重なる。
漆は、漆の木から採る天然の樹脂塗料である。六月から十月にかけて、漆掻きの仕事ではカンナ、ヘラ、カマなどの道具を使い、一本の木から得られる漆は約百八十から二百グラムにとどまる。静かな椀や箸の表面には、季節、樹皮の傷、少量の樹液という具体的な重さが入っている。
採った漆は木地に塗られ、塗りと研磨を繰り返しながら表面を作っていく。硬化した漆は接着性が強く、耐熱性や耐酸性も持つため、椀や箸が食卓で何度も持ち上げられ、置かれ、拭かれる時間に向いている。浄法寺塗の控えめな表情は、木地、漆の層、研磨の手順から生まれる。
浄法寺塗は、椀、箸、寿司げた、料理に合わせて使う漆器として食卓に近い。手に取って使うことで漆の表面には艶が増し、傷みが出た器は塗り直しによって使う時間を延ばせる。飾る距離よりも、持つ、洗う、また使うという動作の中で、木と漆の手ざわりが残る。
二戸では、浄法寺塗を天台寺の食事の器、参道そばの漆掻き道具、明神沢の漆林、滴生舎の工房という順に重ねて見ることができる。漆の寿司げたにのる寿司、料理に合わせた漆器、使うほど増す艶は、場所、木、道具、手、食事が一つの器でつながっていることを示している。
浄法寺塗を一つの椀に戻して見ると、天台寺の日々の器、御山御器という名、二戸市浄法寺町の漆林、六月から十月の漆掻きが残る。樹液は塗りと研磨を重ねて、椀、箸、寿司げたになる。手に取られるたびに艶が増す表面には、山門、漆の木、工房、食卓の時間が重なっている。
公開資料・公式情報をもとにまとめています。出典は下記の各ページをご覧ください(内容は変わる場合があります)。
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英語では Joboji lacquerware といいます。
浄法寺塗は、岩手県二戸市浄法寺町と天台寺の食事の器、御山御器に結びつく漆器です。滴生舎の工房、明神沢の四ヘクタールの漆林、六月から十月の漆掻き、塗りと研磨の繰り返し、椀・箸・寿司げたなどの食卓での使われ方から、その姿をたどることができます。
天台寺の僧が作った漆器は「御山御器」と呼ばれ、庶民の暮らしと結びついています。滴生舎は浄法寺町御山中前田にあり、浄法寺塗の工房と仕上がった器を見ることができます。浄法寺町明神沢には四ヘクタールの漆林があり、浄法寺周辺では六月から十月が漆掻きの季節です。漆掻きにはカンナ、ヘラ、カマなどの道具を使い、一本の漆の木から得られる漆は約百八十から二百グラムです。
浄法寺塗は椀、箸、寿司げたなど日常の食卓で使われ、料理に合わせて器を選ぶこともあります。使い続けることで漆の艶は増していきます。手入れでは長時間の浸け置きや食器洗い機、電子レンジ、金属製の食器の使用を避け、塗り直しによって器を長く使うことができます。
吸水性のある陶器は、はじめに「目止め」をしておくと安心です。米のとぎ汁(または少量の小麦粉を溶いた水)で弱火で煮てから冷まし、洗って陰干しすると、匂い移りや染みが出にくくなります。磁器は通常、洗うだけで使えます。商品ページに別の記載がある場合はそちらに従ってください。
手づくりの陶器、金彩・銀彩のうつわ、漆器は、食洗機・電子レンジ・食器乾燥機に適さないものが一般的です。耐熱磁器は使える場合が多くあります。個々の可否は楽天の商品ページの表示をご確認ください。
多くは常温で日もちし、箱入りで持ち運びに強く、贈りものや持ち帰りに向いています。最終的な保存・配送条件は楽天の商品ページでご確認ください。
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