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静岡お茶のだいさん
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静岡県中部の川根地域では、大井川の中上流、短い日照、昼夜の温度差、一芯二葉の手揉み、低めの湯温が、旨みと澄んだ色のある一杯につながっている。
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川根茶は、静岡県中部を流れる大井川の風景から始まる茶である。産地は大井川の中上流域にある川根地域で、川根本町と島田市川根町が茶業協同組合の地区になっている。島田市側の川根地区は市北部の中山間地域にあり、大井川の両岸に山が連なる。茶葉、手仕事、低めの湯温が、その山あいの条件を一杯の中へ運んでいる。
川根茶は、静岡県中央部の川根地域、大井川の中上流域でつくられる茶である。茶業協同組合の地区は川根本町と島田市川根町にまたがり、川根茶という名は川沿いの産地と担い手のまとまりを示す文脈で語られる。島田市川根地区は市北部の中山間地域で、大井川の両岸に山があり、茶の仕事は川、斜面、集落の近くで続いている。
川根地域の茶園は山々に囲まれているため、日照時間が短く、昼夜の温度差が大きい。こうした条件のもとで育つ川根茶は、苦みが抑えられ、葉の中に養分を多く含むとされている。山あいらしさという言葉は、山影、短い日照、夜との温度差、そして茶葉の味わいを結ぶ具体的な条件として読むことができる。
川根茶の時間は、慶長4年(1599)の検地帳に茶が見えるところまでさかのぼる。その後、郷土の茶人が茶づくりと製茶の技を積み重ねた。近代の組織としては、1953年に川根7か村を主体とする任意組合が発足し、1979年に現在の川根茶業協同組合が設立された。33名の組合員、青年部、女性部、研究会、毎年の仕上加工技術の品評活動が、技術を地域内で動かしている。
手揉みは、川根茶の仕事を手元の動きとして見せてくれる。新茶製造の最盛期を迎える前の4月、川根本町の茶業施設では新茶祭りが行われ、保存会の会員が一芯二葉で新芽を摘む。鮮葉を蒸し、焙炉にのせ、手で揉みながら針のように細い形へ仕上げる。川根揉切流は講習、実演、体験の場にも現れ、手の動き、熱、葉の形が同じ場で結びつく。
川根茶の葉は、針のように細い形と落ち着きのある輝きを持つとされている。低めの温度で淹れると、豊かな旨み、心地よい渋み、透明感のある色、心安らぐ香りが出る。手揉み茶の世界でも、形状、色沢、香気、水色、滋味が見られるため、細い葉の姿と湯の中で開く味は一つの感覚の流れとして読める。
川根茶は、茶園と茶碗に加えて、山あいの仕事の中にも続いている。川根茶業協同組合は製茶技術と知識を高める研究会や講習会を行い、青年部と女性部も活動している。島田市川根地区では、茶業、農業、林業、製造業、電気工事業など10社が加わる地域の協同組合があり、茶製造、茶園管理、てん茶、抹茶に関わる仕事が季節ごとの働き方とつながっている。
川根茶の輪郭は、大井川中上流の山あい、短い日照と昼夜の温度差、慶長4年(1599)に見える茶の名、1953年と1979年から続く組合の仕事、焙炉での一芯二葉の手揉み、そして低めの湯温で出る旨み、澄んだ色、香り、心地よい渋みによって形づくられる。静岡の川と山、製茶の手、地域の仕事が重なって、川根茶の一杯になる。
公開資料・公式情報をもとにまとめています。出典は下記の各ページをご覧ください(内容は変わる場合があります)。
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英語では Kawane tea といいます。
川根茶は、静岡県中部の大井川中上流域にある川根地域でつくられる茶で、川根本町と島田市川根町を中心に協同の仕事が続いている。山に囲まれた短い日照と大きな昼夜の温度差が、苦みを抑えた養分の多い葉につながり、低めの湯温では旨み、澄んだ色、心地よい渋み、安らぐ香りが出る。
慶長4年(1599)の検地帳には、すでに茶が見える。1953年に川根7か村を主体とする任意組合が発足し、1979年に現在の協同組合が設立された。川根茶業協同組合には33名の組合員があり、青年部、女性部、研究会、仕上加工技術の品評活動がある。川根の手揉み活動には、一芯二葉の摘採、鮮葉の蒸し、焙炉での手揉み、針状への成形が含まれる。
低めの温度で淹れた川根茶は、旨み、心地よい渋み、透明感のある色、心安らぐ香りを持つとされる。
日本茶は種類によって湯温と浸出時間が大きく変わります。玉露はおよそ50〜60℃、煎茶は70〜80℃、ほうじ茶(棒茶)・番茶・玄米茶は沸騰に近い90〜100℃の湯で、30秒〜1分ほど蒸らします。茶葉の量は湯150mlに対して3gが目安です。商品の表示がある場合はそちらを優先してください。
茶葉は光・湿気・移り香に弱いため、開封後は密閉して光の当たらない常温で保存し、早めに飲みきってください。冷蔵保存する場合は、取り出してから常温に戻してから開封すると結露を防げます。
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