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政所茶は、滋賀県東近江市の奥永源寺で育つ茶である。永源寺ダムの奥にある七つの集落が、愛知川の源流域と鈴鹿山脈の谷筋に連なり、朝霧、清い水、昼夜の寒暖差、水はけのよい斜面が茶畑を形づくる。土山茶、朝宮茶と並ぶ近江三大茶のひとつにも数えられる。
永源寺ダムを越えて山あいへ入ると、奥永源寺の七つの集落が愛知川源流の近くに点在する。茶畑は川に近い斜面や山腹にあり、急な傾きが水はけをよくし、鈴鹿山脈の谷に朝霧がかかる。政所茶は、平らな大茶園ではなく、小さな山の畑から始まる。
政所茶の畑には、種から育った在来茶樹が多く残る。挿し木でそろえた茶畝とは違い、葉の厚み、丸み、大きさ、形が一本ごとに異なり、その違いが味の違いにもつながる。愛知川をはさんで向かい合う畑でも、土地と木の差が別の香味を生む。
奥永源寺の茶畑では、農薬や化学肥料を使わない栽培が続けられてきた。源流域で暮らす農家は、下流へ流れる水を意識し、ススキ、落ち葉、菜種油かすなど植物由来のものを畑へ入れる。山で集めた草木が、茶樹の根元の養分になる。
新茶の摘み取りは五月から六月にかけて行われ、今も手摘みの仕事が大きい。しごき摘みは、指で枝をしごくようにして新芽を取る摘み方である。急斜面と不ぞろいの在来茶樹の中では、摘み手が山腹を移動しながら、一枝ごとに芽を見ていく。
番茶になる葉は、摘み取られたあと地域の工場へ運ばれ、葉と茎に分けられる。葉は木桶でゆっくり蒸され、乾燥を経て平番茶になる。木桶、葉と茎の選別、乾燥という工程が、山の畑で育った大きな葉を日々の茶碗に向く茶へ変える。
政所茶の味わいは、すっきりした香り、苦み、あと口のほのかな甘みで語られる。煎茶を瓶の水に入れて一日冷やすと飲みやすい水出しになり、番茶は茶漬けに使われ、煎茶は菓子とともに供される。山の葉は、冷たい一杯、飯椀、小さな菓子皿へと場所を移す。
産地には約七十戸の農家があり、高齢化、生産量の減少、茶畑の管理が近年の課題になっている。山形蓮、滋賀県立大学の学生、地域住民、移住者、ボランティアが週末の茶畑作業に関わり、2017年に発足した政所茶生産振興会が、分かれていた畑と収穫の仕事をつなぐ役割を担った。
政所茶は室町時代から約600年続き、江戸時代には上質な茶として知られた。現在の愛知川源流に残るのは、在来茶樹、手摘みの新芽、木桶で蒸す平番茶、植物由来の肥料、そして山の小さな茶畑を手入れする人びとの仕事である。香りと苦み、ほのかな甘みの一杯に、奥永源寺の斜面、水、集落の手が重なる。
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この一品が、日本のどの制度・機関に登録・指定・認定されているかを示します。
英語では Mandokoro tea と表記されます。
日本茶は種類によって湯温と時間が大きく変わります。玉露はおよそ50〜60℃、煎茶は70〜80℃、ほうじ茶(棒茶)・番茶・玄米茶は沸騰に近い90〜100℃の湯で、30秒〜1分ほど蒸らします。茶葉の量は湯150mlに対して3gが目安です。商品の表示に記載がある場合はそちらを優先してください。
茶葉は光・湿気・移り香に弱いため、開封後は密閉して光の当たらない常温で保存し、早めに飲みきってください。冷蔵保存する場合は、取り出してから常温に戻してから開封すると結露を防げます。
政所茶は滋賀県のお茶と飲み物です。公的な登録、地域の資料、楽天の販売中商品と照合し、産地との関わりや特徴を整理しています。
多くは常温で日もちし、箱入りで持ち運びに強く、贈りものや持ち帰りに向いています。最終的な保存・配送条件は楽天の商品ページでご確認ください。
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