“Web限定商品” 【初音の桐箪笥】 【大阪泉州桐箪笥・伝統工芸士製作】 焼桐衣裳箱(二段) <伝統的工芸品> 守り、整え、受け継ぐための一棹…
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一、二年かけて自然乾燥した桐材を、木目合わせ、組み接ぎ、やしゃぶしの着色、ろう磨きで仕上げる。泉州の工房に、箪笥づくりの手順が残っている。
情報は119 日前に更新
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大阪泉州桐箪笥は、大阪市内から堺、和泉へ広がった箪笥づくりの道筋をもつ木工品である。江戸時代中期には大阪で製造技術が成立し、江戸後期から明治にかけて泉州で大きな産地を形づくった。現在の産地としては岸和田、堺、和泉、東大阪、忠岡などの名が挙がり、桐材、厚い無垢板、自然乾燥、組み接ぎ、やしゃぶしの色とろう磨きが家具の輪郭を作っている。
地名を追うと、大阪泉州桐箪笥の広がりが見えてくる。大阪市内で箪笥づくりの技術が形を持ち、堺を経て和泉へ向かった。江戸時代中期には、農作業のかたわら近くで採れるキハダや桐を使った箱などの簡単な指物も行われ、江戸後期から明治にかけて泉州の大きな産地へつながった。岸和田、堺、忠岡には、現在も工房名が残る。
箪笥の形が見える前に、桐材は時間をかけて整えられる。柾目と板目を見分けて木取りし、部材にする前に一、二年ほど自然乾燥させる。天板、側板、棚板、束板、地板には二十ミリ以上の無垢板を使い、裏板と引出しの底板には八ミリ以上の板を使う。この厚みが、後の組み立てと仕上げを受け止める。
乾燥を終えた板は、木目を見ながら合わせられる。似た木目の三、四枚の板を選び、広い板へ矧ぎ合わせ、乾燥で出た反りを熱で直し、両面を平らに削る。箪笥の前面に見える落ち着きは、柾目の流れ、矧ぎ目の位置、鉋で整えた平面から生まれる。
箱の内側では、ほぞ、溝、組み接ぎが働いている。側板に天板を合わせる部分では、九枚組以上の前留め組み接ぎなどが使われる。引出しには包みあり組み接ぎやあり組み接ぎなどの接ぎ方があり、扉や引戸にも板厚と枠の接合の決まりがある。木地は桐、木釘はウツギまたは同等の材、金具は銅、銅合金、鉄で、日々の開閉を木と金属が受け持つ。
仕上げでは、うづくりをかけ、やしゃぶしで色を入れ、ろう磨きのあと金具を付ける。角を丸く削った胴丸型、蒔絵、漆塗りは、特注や一部の製品に現れる造形である。国と大阪府で伝統的工芸品として扱われる背景にも、桐の木地、板厚、組み接ぎ、着色、ろう磨き、金具という具体的な仕事の範囲がある。
工房の名をたどると、箪笥は完成品から作業場へ戻っていく。岸和田の田中家具製作所は原木から仕上げまで一貫して作り、堺の竹下木工所は総桐箪笥を中心に手がける。忠岡町の辻川家具製作所には和タンス、整理タンス、洋服タンスがあり、岸和田の留河桐タンスも原木から仕上げまでの仕事を続けている。製造工程の見学、板を鉋で削る体験、簡単な塗装、桐箱づくりがある工房では、鉋屑や引出し枠のそばで手順が見える。
大阪泉州桐箪笥を形づくるのは、二十ミリ以上の板、一、二年の自然乾燥、木目合わせ、九枚組以上の接合、ろう磨きの表面である。大阪市内、堺、和泉から岸和田、忠岡へ続く地名の上で、桐材と工房の手順が重なっている。引出しを開けるとき、まず伝わるのは、木が待たれ、削られ、組まれ、仕上げられた時間である。
公開資料・公式情報をもとにまとめています。出典は下記の各ページをご覧ください(内容は変わる場合があります)。
この品が、日本のどの制度・機関に登録・指定・認定されているかを掲載しています。
英語では Osaka Senshu paulownia chests といいます。
大阪泉州桐箪笥は、大阪府の岸和田、堺、和泉、東大阪、忠岡などに結びつく桐の箪笥です。江戸時代中期には大阪で箪笥づくりの技術が成立し、大阪市内から堺を経て和泉へ広がりました。桐の無垢板を一、二年ほど自然乾燥させ、木目合わせ、矧ぎ合わせ、反り直し、ほぞ、溝、組み接ぎ、やしゃぶしによる着色、ろう磨き、金具付けなどを経て仕上げます。
桐材は柾目と板目を見ながら木取りされ、部材になる前に一、二年ほど自然乾燥されます。天板、側板、棚板、束板、地板には二十ミリ以上の無垢板が使われ、裏板と引出しの底板には八ミリ以上の板が使われます。箱や引出しには、ほぞ、溝、九枚組以上の前留め組み接ぎ、包みあり組み接ぎ、あり組み接ぎなどの技法が使われます。仕上げにはうづくり、やしゃぶしによる着色、ろう磨き、金具付けがあり、胴丸型、蒔絵、漆塗りは一部の製品や特注品に見られます。
大阪泉州桐箪笥は、和タンスや洋服タンスなど、衣類や家庭用の収納家具として使われます。一部の工房では、蒔絵や漆塗り、胴丸型などを用いた特注品の注文や、仕立て直し、要望に応じた製作を受け付けています。一部の工房では、ショールーム見学、製作工程の見学、板削り体験、簡単な塗り体験、桐箱づくりなどを予約制で行っています。
木・竹・漆のものは、長時間のつけ置き、食洗機、直射日光を避けてください。使用後は水気を拭き取り、風通しのよい日陰で乾かしてください。金属や布のものは商品ページの記載に従ってください。
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