大内人形 特28号 ガラスケース入り (桐ガラスケース大)山口県の伝統工芸品 大内塗 桑原大内塗大内人形製作所 OU-KW-T28-C結婚祝い 縁起物 記念品 プレゼント お土産 海外 雛人形 ひな人形 親王飾り 桃の節句 重陽の節句 漆塗り うるし塗り
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大内塗でまず目に入るのは、深い朱の地色である。山口市で作られてきたこの漆器は、椀、盆、銘々皿、茶托、箸箱、丸みのある大内人形に姿を変える。乾かした木地を挽き、漆を塗っては研ぎ、湿度を見ながら乾かし、金箔や色漆で文様を置く。小さな器や人形の表面に、山口の漆工の時間が重なっている。
大内塗は山口市を中心に伝えられてきた漆器で、椀、盆、菓子器、銘々皿、文庫、重箱、花器、箸箱、茶托、膳、大内人形などに広がっている。ひとつの形だけを指す言葉ではなく、木地と漆面を通して、食卓の器から飾る人形までを包む呼び名である。
なかでも大内人形は、夫婦円満の象徴として親しまれてきた丸い人形である。山口市では人形の顔を描く体験や、箸、アクセサリーに関わる体験も行われ、朱の地塗り、色漆、金箔といった大内塗の要素を小さな手元で見ることができる。
大内塗の表面を特徴づけるのは、大内朱と呼ばれる深い朱色の地塗りである。その上に金箔や色漆が置かれ、大内菱、雲形、枝菊文が表される。古い大内椀にも、ベンガラ漆の下地、金箔、黒漆、黄漆を使った四菱形文、雲形、枝菊文が見られる。
この文様は、器の形に沿って見え方を変える。蓋付きの椀、平椀、盆、人形の丸い体では、朱の面に金箔が光り、菱形や花枝が表面のリズムを作る。
大内塗の起源は、ひとつの年代に断定されていない。ただ、大内氏が山口を拠点にした時代、朝鮮や明との交易品のなかに漆器類が見え、15世紀の山口で漆工芸が盛んだったことがうかがえる。刀剣、扇子、硯と並び、漆製品も交易の品として扱われていた。
今に残る手がかりは多くない。毛利家に伝わる漆絵枝菊椀は、本椀、汁椀、平椀、壷椀の四椀一組で、もう一つの漆塗足付盤には文明十年、一四七八年の銘文がある。黒い外側と朱の内側をもつ卓子形の盆、四種類の椀、枝菊や大内菱の文様が、古い漆工を具体的な形で伝えている。
山口の漆工は、中世の遺品だけで語られるものではない。江戸時代の記述には椀屋や椀類の生産が見え、山口で漆器作りが続いていたことが分かる。椀という器形は、古い大内椀と後の地域の仕事をつなぐ具体的な手がかりになる。
明治時代には、近藤清石が古い大内椀を調べ、山口の漆工たちとともに大内塗の再興に取り組んだ。その流れのなかで、大内塗の名は広く用いられるようになった。ここでいう継承は、旧椀を見ること、漆工が手を動かすこと、山口で再び名を使うことの積み重ねである。
大内塗の仕事は、朱色を塗る前から始まる。木地にはケヤキ、クス、トチ、サクラなどが使われ、乾燥させてから轆轤などで形を整える。下地、布着せ、塗り、研ぎを重ね、漆は漉し、色も合わせていく。
漆の乾きには湿度が関わるため、乾燥室で環境を整える。さらに金箔を移し、貼り、色漆で描く。椀や人形の艶は、木、空気中の水分、漆の層、研ぎ、金箔が順番に重なって生まれる。
大内人形では、漆工の細かさが顔の数本の線に集まる。山口市の顔描き体験では、色漆で目、眉、口を描き、作り手側は特に目を慎重に描く部分として挙げている。にっこりした目を意識することで、人形全体の表情が決まる。
夫婦円満の象徴として親しまれる大内人形では、丸い体、朱の漆面、金箔や模様に加えて、顔の線が大きな役割を持つ。飾るための人形でありながら、目、眉、口という小さな筆運びに、家庭で大切にされる形が現れる。
現在の山口市には、大内塗漆器振興協同組合をはじめ、中村民芸社、谷口漆香堂など、大内塗や大内人形に関わる作り手や扱い手がいる。顔描きの指導、アクセサリー作り、県内大学との共同開発など、工房の外に技術を見せる動きもある。
一方で、漆工の育成には長い時間がかかり、担い手の確保は課題として語られている。大内塗が今も見えるのは、椀、盆、人形、小物を作り、木地を乾かし、塗り、研ぎ、箔を置き、細い線を描く手順を、山口市の人々が次の手へ渡そうとしているためである。
大内塗の魅力は、目の前のものに表れる。朱の椀、金箔の大内菱、黒と朱の足付盤、目を丁寧に描いた夫婦人形。そうした具体的な形を通して、山口市の漆工は、大内氏の交易、江戸の椀作り、明治の再興、今の作り手の仕事へと続いている。
公開資料・公式情報をもとに構成しています。出典は下記の認定リンクをご覧ください(内容は変わる場合があります)。
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英語では Ouchi lacquerware と表記されます。
吸水性のある陶器は、はじめに「目止め」をしておくと安心です。米のとぎ汁(または少量の小麦粉を溶いた水)で弱火で煮てから冷まし、洗って陰干しすると、匂い移りや染みが出にくくなります。磁器は通常、洗うだけで使えます。商品ページに別の記載がある場合はそちらに従ってください。
手づくりの陶器、金彩・銀彩のうつわ、漆器は、食洗機・電子レンジ・食器乾燥機に適さないものが一般的です。耐熱磁器は使える場合が多くあります。個々の可否は楽天の商品ページの表示をご確認ください。
大内塗は山口県のうつわです。公的な登録、地域の資料、楽天の販売中商品と照合し、産地との関わりや特徴を整理しています。
多くは常温で日もちし、箱入りで持ち運びに強く、贈りものや持ち帰りに向いています。最終的な保存・配送条件は楽天の商品ページでご確認ください。
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