パッチワークや小物づくりに!しじら織り 1m 阿波しじら織 カット販売 サンプル生地 はぎれ 木綿 綿100% 日本製 巾38cm×1m【メール便OK】【NA】
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徳島の阿波しじら織は、指先に触れる「しぼ」から印象が立ち上がる。綿の布面に細かな凹凸があり、経糸と緯糸の張力差がその起伏をつくる。肌に触れる面積が少ないため軽く、汗ばむ季節にもまとわりつきにくい布として、夏の衣料に向いてきた。
よく語られる起こりは、安政3年(1856)の徳島・安宅村に置かれている。織女の海部ハナは、戸外に干していた木綿織物の着物がにわか雨にぬれ、糸数を誤った部分だけが縮んで美しい凹凸を出したことから着想を得たとされる。その後、糸の張り具合を試しながら、縮みを布の表情として出す技術に近づけた。明治2年(1869)、太物商の安部重兵衛がこの布を阿波しじら織と名付けたと伝わる。
しぼは織り上がった布の中に組み込まれている。平織部では経糸6本をそれぞれ1本通しにし、引揃部では経糸6本を3本ずつ2条に引き揃える。隣り合う組織の張力差が、変化のあるしぼを生む。経糸と緯糸の本数や組み合わせを読み、柄や模様を整える作業には計算と経験が求められる。
凹凸のある綿布は、肌に平らに密着しにくい。しぼによって触れる面積が減り、軽く着やすい感触が出るため、汗をかく季節の衣料にも使いやすい。徳島では夏のクールビズ衣料にも重宝される布として扱われ、涼しさは、凹凸のある布面と肌との距離から生まれる具体的な手触りである。
阿波藍は阿波しじら織に色を与え、しじらの起伏は糸の張力差から生まれる。阿波藍を用いた阿波正藍しじら織は、のちに国の伝統的工芸品に指定された。ここで大切なのは、藍の深い色と、経糸・緯糸がつくるしぼを分けて見ることだ。
阿波しじら織は、主に着物や甚平などの和装地として発展してきた。和服の需要が減った後、その技術はシャツ、ブラウス、ワンピースなどの洋服へ広がり、ストール、帽子、ネクタイ、バッグにも使われる。さらに、のれん、コースター、テーブルセンターのような室内の小物にも、しぼのある軽い綿布の手触りが残る。
徳島市では、阿波しじら織協同組合や組合員の工場を通して、紡績された糸を染色し、機械にかけ、しじらができるまでの工程に触れられる。組合員には岡本織布工場、阿波友禅工場、長尾織布が名を連ねる。長尾織布は明治30年創立で、昭和初期の古い機械も現役として動き、藍染体験を行う工場もある。
阿波しじら織は、安宅村の雨にぬれた木綿着物、張力を読む織り、阿波藍の色、徳島市の機械音を一枚の綿布に重ねている。しぼが肌との間に小さな空気の余白をつくるから、着物や甚平からシャツ、ストール、のれんまで、涼しい手触りが形を変えて続いている。
公開資料・公式情報をもとに構成しています。出典は下記の認定リンクをご覧ください(内容は変わる場合があります)。
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英語では Awa shijira textiles と表記されます。
天然素材の染織品は、はじめのうち多少色落ちします。中性洗剤で単独手洗いし、長時間のつけ置きと漂白は避け、色あせを防ぐため陰干ししてください。絹・麻や伝統的な染めのものはドライクリーニングが必要な場合が多く、商品ページの洗濯表示が優先されます。
阿波しじら織は徳島県の染織・布ものです。公的な登録、地域の資料、楽天の販売中商品と照合し、産地との関わりや特徴を整理しています。
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