【雄勝石】 箸置き ナイフレスト 天然石 黒 おしゃれ シック 雄勝硯 雄勝石 玄昌石 硯石 雄勝石皿
雄勝硯生産販売協同組合楽天市場店
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情報は69 日前に更新
宮城県石巻市雄勝町で採れる雄勝石は、黒色硬質粘板岩である。純黒で、圧縮や曲げに強く、吸水率が低く、長い年月にも変質しにくい。その性質が、墨をする硯、雨を受ける屋根用スレート、薄く割って使う石皿やコースターを支えてきた。続いてきたものは、抽象的な言葉よりも手順の中に見える。原石を選び、切り、川砂と水でならし、のみで彫り、砥石で磨き、漆、焼き、墨引きで黒い面を仕上げる。
雄勝石は、宮城県石巻市雄勝町から産する黒色の粘板岩と、その粘板岩を原材料にした石材を指す。場所、色、材料の範囲が雄勝町に絞られているため、名前を聞くと石巻沿岸の採石と製硯の仕事までたどれる。雄勝硯でも、使う石材は雄勝石とされる。雄勝硯生産販売協同組合は、雄勝町の雄勝硯伝統産業会館の地に置かれている。組合の存在は、石を掘る人、硯を彫る人、石皿や小さな工芸品に仕立てる人の仕事を、同じ町の中で結びつけている。
雄勝石は古生代二畳紀に属する黒色硬質粘板岩で、純黒色の石肌、均質な粒子、圧縮や曲げへの強さを持つ。吸水率が低く、化学作用や長い年月にも変質しにくいことも特徴である。硯には安定した石肌が必要で、屋根用スレートには雨に耐える面が必要になる。石皿やテーブルウエアでも、薄く割れることと水を吸いにくいことが生きる。自然の模様を持つ黒い面は、砂すり、彫り、磨き、漆仕上げや墨引きを経て、深い光沢を帯びる。
雄勝硯づくりは採石から始まる。露天掘りで原石を採り、石きず、ひび、割れ目のない良質な石を選び、作る硯の大きさ、厚さ、形を考えて切断する。切った石は円盤状の回転すり盤機に載せ、川砂と水を流しながら凹凸を削ってなめらかにする。彫りは縁立て、荒彫り、仕上げ彫りの三段階で進み、彫りのみ、小丸のみ、くりのみを使う。工人はのみを肩にあて、体全体で硯を彫り上げる。磨きは中磨き、外磨き、仕上げ磨きに分かれ、砥石と耐水ペーパーで整えたあと、漆のつや出し、焼き、墨引きのいずれかで仕上げる。
雄勝硯の歴史は、口伝では約600年前の室町時代ごろにさかのぼる。元和年間、伊達政宗が遠島、牡鹿半島へ鹿狩りに向かった折に硯二面が献上され、二代忠宗も硯師の技を重んじたと伝えられる。硯材を産する山が、お止め山、お留山と呼ばれ、一般の採石を許さなかったという話も残る。こうした話の中心にあるのは、黒い粘板岩を硯に仕立て、墨と水と筆のそばに置いてきた雄勝町の手仕事である。約600年という時間は、山から採った原石、川砂でならした面、のみで彫った硯の形に触れると具体的になる。
雄勝石は、硯の作業台から建物にも広がった。明治期、大正期には、和風、洋風を問わず多くの建物で屋根材として雄勝石のスレートが使われ、その中には東京駅の駅舎も含まれる。薄く、硬く、水を吸いにくい黒い石は、屋根の上で雨と年月を受け止めた。明治期の教育の広がりは、硯や石板の需要にもつながった。雄勝石は学童用の石板にもなり、同じ黒い粘板岩が、筆のそばから教室、建築の表面へと場所を移していった。
近年の雄勝石の仕事では、原材料が薄く割れる性質を生かし、硯以外の石皿なども作られている。黒い面は、器、杯、日用品の輪郭をくっきり見せるが、その使い方の根にあるのは、強さ、低い吸水率、薄く割れる粘板岩としての性質である。昭和後期以降には、皿、コースター、時計などの工芸品にも広がった。硯から石皿への変化は、雄勝町の黒い粘板岩を食卓、部屋、時を示す道具のそばに置く動きでもある。
2011年の東日本大震災後、雄勝町では雄勝石産業に加え、水産業や観光業も大きな被害を受けた。震災前に約4200人だった居住人口は、震災後に約1000人へ減った。雄勝石の課題は、採石場、製硯の工房、雇用、離れた住民をどう結び直すかという具体的な場所と人の問題になった。2012年4月からは、雄勝いしのわプロジェクトが硯組合や行政などと協働し、天然スレートと雄勝硯を核に、拠点づくり、ものづくり、人材育成に取り組んだ。採石業と製硯業では後継者の確保と育成も大きな課題である。
雄勝石は、雄勝町の黒い粘板岩と、手で繰り返される工程によって続いてきた。硯では墨を受け、屋根用スレートでは雨を受け、石皿、コースター、時計では日々の道具になる。後継者、復興、ものづくりを作業台に戻して見ると、この黒い石の持続は、選石、切断、川砂の砂すり、のみの彫り、砥石の磨きの中にある。
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英語では Ogatsu stone と表記されます。
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雄勝石は宮城県のご当地食品です。公的な登録、地域の資料、楽天の販売中商品と照合し、産地との関わりや特徴を整理しています。
多くは常温で日もちし、箱入りで持ち運びに強く、贈りものや持ち帰りに向いています。最終的な保存・配送条件は楽天の商品ページでご確認ください。
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