香川県のサヌキ白みそは、米、大豆、塩を使い、脱皮大豆の浸水、水替え、七日以内の熟成、臼状の機材によるすりつぶしで、なめらかなクリーム色に仕上がります。
情報は119 日前に更新
讃岐うまいもん処 大森屋
サヌキ白みそは、香川県でつくられる米みそ調味料です。なめらかで透き通るようなクリーム色、低塩で甘みのある仕上がりをもち、香川の郷土料理、白みそ雑煮、四季の家庭の食卓に使われてきました。
サヌキ白みそでまず目に入るのは、なめらかで透き通るようなクリーム色です。低塩で糖分の多い白みそのため、味わいはやわらかく、香川の郷土料理や正月の白みそ雑煮に入り、強い塩味や濃い発酵色ではなく、米みその穏やかな甘みで料理を支えます。
香川県は瀬戸内地域にあり、温暖で雨の少ない気候のもとで、白みその原料となる米、大豆、塩の生産が盛んでした。秋の米の取り入れが終わると、地元の農家は蒸した大豆に多めの米麹と塩を合わせ、自家製の白みそを仕込んでいました。起源については、平安時代に京都発祥の白みその製法が香川へ伝わったとされています。
サヌキ白みその仕込みで目立つのは、米麹の量です。米麹の原料となる米は、大豆の二倍使われます。米、大豆、塩という材料の並びに、この大きな米麹の比率が加わることで、低塩で甘みのある白みそという輪郭がはっきりします。
白くなめらかな仕上がりは、細かな工程から生まれます。大豆は脱皮してから八時間以上水に漬け、水から煮る間に二回以上水を替えます。発酵と熟成は七日以内の短い期間で行い、最後に熟成したみそを臼状の機材などですりつぶして、クリーム状のなめらかさに整えます。
サヌキ白みそは、香川県の多くの郷土料理に使われてきました。関西圏の白みそ雑煮の原料としても親しまれ、正月の椀に入る一方で、四季折々の一般家庭の食卓にも置かれてきた食材です。
香川県で白みその商業生産が盛んになったのは、1950年以降です。当時の運搬手段だった船で京阪神地域へ運びやすく、甘口の白みそへの需要も高まりました。現在の製造業者は四社で、食生活の多様化を背景に出荷量は減少傾向にありますが、東南アジアを中心に海外への展開も進めています。地理的表示は、香川という産地、製造者のまとまり、米・大豆・塩と短い熟成による品質の範囲を結びます。
瀬戸内の温暖少雨な気候、秋の米の取り入れ後の農家の仕込み、大豆の二倍の米麹、脱皮大豆と水替え、七日以内の熟成をたどると、サヌキ白みそのクリーム色は手順そのものから見えてきます。新年の白みそ雑煮から日々の料理まで、香川の米、大豆、塩がなめらかな甘みとして食卓に残ります。
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英語では Sanuki white miso といいます。
サヌキ白みそは、香川県でつくられる米みそ調味料です。米、大豆、塩を原料とし、なめらかで透き通るクリーム色をした、低塩で甘みの強い白みそに仕上げます。米麹の原料米は大豆の二倍を使い、七日以内に発酵・熟成させてからすりつぶします。香川の郷土料理や白みそ雑煮、四季の家庭の食卓に使われ、1950年以降は京阪神への船輸送や甘口白みその需要拡大により商業生産が広がりました。
大豆は脱皮して八時間以上水に浸し、水から煮る際に二回以上水を替えます。香川県の瀬戸内地域特有の温暖少雨な気候は、白みその原料となる米、大豆、塩の生産を支えてきました。秋の米の収穫後、地元の農家は蒸した大豆と多めの米麹、塩で自家製白みそを仕込んでいました。現在の製造業者は四社で、出荷量は減少傾向にあり、東南アジアを中心とした海外展開が進められています。
サヌキ白みそは香川県の多くの郷土料理や、四季折々の家庭の食卓で使われています。関西風の白みそ雑煮によく用いられ、雑煮は地域ごとに違いがある正月料理です。低塩で糖分が多い特徴があるため、まろやかな甘みを求める味噌料理に向いています。
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