青森県中泊町の小泊沖で獲れるウスメバルは、津軽海峡西口の海、春から初夏の漁期、刺身と煮付けの膳に結びついている。
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津軽海峡メバルという名をたどると、青森県北津軽郡中泊町の小泊沖に着く。小泊は日本海沿岸に集落をつくり、津軽海峡の西口に近い海に面している。魚はウスメバルで、青森でメバルと言うとこの魚を指すことが多い。水深百メートルほどにすみ、三十センチほどまで育つ魚が、小泊の港、刺網、刺身、煮付けへとつながっていく。
中泊町は2005年3月、旧中里町と旧小泊村が合併して生まれた。中里地域と小泊地域の間には五所川原市市浦地区があり、町は飛び地の形を持つ。小泊地域は急な山、断崖、権現崎、竜泊ラインが日本海沿岸の集落を囲み、漁業と観光を主な産業としてきた。津軽海峡メバルは、その小泊沖で獲れたウスメバルに結びつく名前で、津軽海峡西口の海をはっきり示している。
青森でメバルと言えば、標準和名ウスメバルというフサカサゴ科の魚を指す場合が多く、地域によってはテンカラとも呼ばれる。水深百メートルほどにすみ、三十センチほどまで成長し、体内でふ化した仔魚を産み出す卵胎生の魚でもある。漁獲は一年を通してあり、春から初夏がいちばんの漁期で、漁法には釣りと刺網がある。
小泊では、釣りと刺網という漁法が魚の手ざわりを港まで運ぶ。六月から八月の体験では、刺網にかかったメバルを網から外し、小泊漁協前の漁港散策、製氷庫、試食、切りたての刺身へ進む。網目、氷、包丁、皿が一続きになり、百メートルほどの海にいた魚が町の目の前に現れる。
メバルは素直で上品な味とやわらかい身を持ち、焼き魚、刺身、唐揚げに向く。中泊町では刺身と煮付けの膳が魚の使い方をわかりやすく見せる。生の切り身は歯ざわりを出し、煮付けは魚身に煮汁を含ませる。漁業と飲食店が関わる町の取り組みは、小泊と中里の食卓に同じウスメバルを置いている。
中里地域は平野部と三角州の地形に広がり、農業を基幹産業としている。農道からは津軽平野、十三湖、岩木山の景色が続く。小泊地域は日本海に面し、断崖や権現崎、竜泊ラインの近くに漁港がある。刺身と煮付けの膳が中里地域と小泊地域の双方に広がることで、津軽海峡メバルは海岸の小泊から、町の内陸にある中里の風景へも届いている。
津軽海峡メバルを支えているのは、小泊沖、百メートルほどの水深、春から初夏の漁期、釣りと刺網、製氷庫を通る港の動線、刺身と煮付けで変わる身の表情である。中泊町の地図に目を移すと、中里の田園と小泊の海岸が同じ魚でつながる。名前は大きく聞こえても、手がかりは港、網、氷、皿という近いものに残っている。
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英語では Tsugaru Strait rockfish といいます。
津軽海峡メバルは、青森県中泊町小泊沖、津軽海峡西口付近で獲れるウスメバルです。水深百メートルほどにすみ、三十センチほどまで育ち、一年を通して漁獲されますが、春から初夏が主な漁期です。町では刺身と煮付けの膳、焼き魚、唐揚げなどで味わわれます。
青森県でメバルと言うと、標準和名ウスメバルのフサカサゴ科の魚を指すことが多く、テンカラと呼ぶ地域もあります。ウスメバルは水深百メートルほどにすみ、三十センチほどまで成長し、卵胎生の繁殖を行います。ウスメバルは一年を通して漁獲され、春から初夏がいちばんの漁期で、漁法には釣りと刺網があります。中泊町は2005年3月に旧中里町と旧小泊村が合併して生まれ、中里は田園地帯、小泊は日本海沿岸の地域です。
中泊町ではメバルを刺身と煮付けの膳で扱い、焼き魚、刺身、唐揚げも食べ方として挙げられます。六月から八月の小泊では、刺網からメバルを外し、漁港散策、製氷庫、試食、切りたての刺身へと進む体験があります。
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