愛知県
愛知は味噌の食文化・名古屋の菓子に、常滑焼と瀬戸焼が重なる、食もうつわも幅広い土地です。
愛知県を代表する8品を、産地との結びつきの強い順に並べました。それぞれが何であり、なぜこの土地のものなのかを添えています。
名古屋友禅染織・布もの
享保年間の名古屋から愛知の染色工房へ、名古屋友禅は白生地、青花液、糊防染、蒸し、水洗を重ね、単彩濃淡調の渋さを布に残してきた。
名古屋黒紋付染染織・布もの
名古屋を中心とする愛知の染め場では、正絹の白生地に袖、襟、身頃と紋の位置を取り、紋型紙、真鍮の紋当金網、紅下や藍下を経て礼装用の黒を染めます。
尾張仏具工芸品
尾張仏具は、愛知の尾張・名古屋周辺で育った木製漆塗りの仏具群です。木地、彫刻、漆塗り、金箔、彩色、錺金具、蒔絵の分業が、寺院や宗派、家庭の用途に応じた品目を支えています。
名古屋節句飾工芸品
名古屋と中部の産地で、雛人形、五月人形、武者絵幟、黄腹の鯉、雪洞が、子どもの成長を願う節句の場を形づくる。
豊橋筆暮らしの道具
豊橋、豊川、蒲郡、新城周辺で、獣毛、竹や木の軸、水を使う練りまぜが、墨を含みゆっくり放つ穂先を形づくる。
常滑焼うつわ
愛知県常滑市では、丘陵地の古窯、大甕を運んだ海路、鉄分を含む陶土の朱泥、磨かれた無釉の肌が、今の急須、花器、酒器、植木鉢へつながっている。
瀬戸焼うつわ
愛知県瀬戸では、木節粘土と蛙目粘土が食卓用品、置物装飾品、電磁器、ファインセラミックスまで支え、窯垣の小径や瀬戸染付の青い筆あとが、やきものの町を歩ける形で見せている。
赤津焼うつわ
愛知県瀬戸市赤津の赤津焼は、織部、志野、黄瀬戸、古瀬戸、灰釉、御深井、鉄釉を手がかりに、茶器、花器、酒器、飲食器へ広がる陶磁器です。
持ち運びやすく、土地の個性がはっきりした食品と贈りもの。
土地の味が育てた茶・飲み物・食品と、食卓のうつわ。
日々の暮らしを土地の所作に変える生活道具と織物。
陶・漆・ガラス・木工・金工・民芸と、そのかたち。
同じものが他県ではどう作られ、何が違うのか。種類の総覧はこちらから。
愛知県(中部地方)を代表する品には名古屋友禅、名古屋黒紋付染、尾張仏具などがあり、いずれも公的な登録と楽天で販売中の商品を照らし合わせて掲載しています。
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