東京都
東京は江戸前の菓子や老舗食品、江戸切子のような都市の工芸を選ぶのに向いています。
東京都を代表する8品を、産地との結びつきの強い順に並べました。それぞれが何であり、なぜこの土地のものなのかを添えています。
江戸切子うつわ
東京の東側では、透明ガラスや色被せガラスに割付を入れ、回転工具でカットし、砥石をかけ、磨き、酸化セリウムでバフを当てる。矢来、魚子、麻の葉、七宝といった文様は、その工程のあとに杯へ残る。
東京洋傘暮らしの道具
台東区浅草橋、組合員23社、明治初頭から続く洋傘産業。開く前に生地をほぐし、雨のあと水を切り、洗い、陰干しして暗所にしまう。東京洋傘は、その街区と手つきのあいだにある。
江戸木版画工芸品
摺師は主版の輪郭を和紙に置き、色版を一枚ずつ合わせていく。江戸後期に整った浮世絵の多色摺りは、東京の絵師、彫師、摺師、版元の分業のなかで、北斎や広重の画面をいまも摺り出している。
東京本染注染染織・布もの
幕末期の江戸の手ぬぐい、明治末期以降のゆかた地、型紙、防染糊、細口ヤカンが、足立・葛飾・江戸川から宇都宮・高崎までの染めの場をつないでいる。
江戸節句人形工芸品
雛人形、五月人形、飾甲冑、市松人形が、桐塑、胡粉、和紙、布、金属、革を重ね、江戸の節句飾りを形にしてきた。
江戸つまみ簪染織・布もの
台東区、荒川区、墨田区などの東京の産地で、小さな羽二重の布片がピンセットでつままれ、台紙の上で菊、梅、蝶、鳳凰の形へ整えられる。
江戸押絵工芸品
型紙、厚紙、綿、絹または綿織物、和紙、糊、鏝、筆の線が、歌舞伎の姿や肖像、屏風、団扇、羽子板にふくらみを与える。浅草寺の12月17日から19日の羽子板市も、その場面の一つになる。
東京手彫り印章暮らしの道具
東京の印章職人は、文字の構成、印面調整、字入れ、荒彫り、仕上げまでを伝統的な工具で進め、均整のとれた文字と力強い線を小さな印面に刻む。
持ち運びやすく、土地の個性がはっきりした食品と贈りもの。
土地の味が育てた茶・飲み物・食品と、食卓のうつわ。
日々の暮らしを土地の所作に変える生活道具と織物。
陶・漆・ガラス・木工・金工・民芸と、そのかたち。
同じものが他県ではどう作られ、何が違うのか。種類の総覧はこちらから。
東京都(関東地方)を代表する品には江戸切子、東京洋傘、江戸木版画などがあり、いずれも公的な登録と楽天で販売中の商品を照らし合わせて掲載しています。
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